漢方生薬辞典

約780種の生薬を五十音順に紹介。日本の漢方薬や伝統薬に配合されている和漢生薬、民間薬、ハーブなども紹介。

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枸杞葉

枸杞葉(くこよう)

 ナス科の落葉小低木クコおよびナガバクコの柔らかい葉や茎を用いる。果実は枸杞子、根は地骨皮という。クコの若葉は和え物にしたり、ご飯に炊き込んで枸杞飯などにも利用できる。

 仙人の薬といわれる地仙丹とは、春のクコの葉「天精草」、秋のクコの果実「枸杞子」、冬のクコの根「地骨皮」を併せて丸薬にしたものと伝えられている。

 葉にはベタイン、ルチン、β-シトステロール、ビタミンCなどが含まれ、動脈硬化の予防や降圧作用がある。漢方では滋養・清熱・明目の効能があり、体力の低下や精力の減退、微熱、視力低下などに用いる。ただし、葉は漢方生薬としてより茶剤として利用されている。一般にクコ茶として動脈硬化や高血圧の予防によく利用されている。民間では安眠薬としても用いられる。また茎や葉を煎じた液は毛髪のクセを治す作用があるともいわれる。

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